アマゾン作品まとめ - 作者による質問の回答(完結後ネタバレ注意)

二周目について

二周目は本来はない予定で一週目で結末を迎える予定だった。
作者の未練。

旧白饅頭の結末とリメイク後の結末

旧白饅頭はやる夫が現実世界に戻って終わる予定だった。
それを改変して現行のものになった。
旧白饅頭は猜疑的でリメイク後の白饅頭と違い落ち着きの欠片もない存在。
二周目の展開はリメイク前のプロットをある程度再現しようとしたが、
新旧の白饅頭の性格の違いから結末が変わった。
リメイク後のメインは人類との和解。

旧版は新日本撃破後はでっていうと白饅頭だけの王国になる予定だった。
その後は世界編に続きそこで敗北、二周目で示された三周目に…と言う流れだった。

旧版には新日本戦で「なのは」との戦いが予定されており、
白饅頭軍が崩壊。なのはの養子を人質に取り自殺に追い込むことでかろうじて勝利した。
その養子はカナードの入った人間で、発覚後は人類によってカナードは皆殺しに。
その経験から、翠星石ら人型眷属が危険視され破壊、カナードの使用に慎重になる。

千年後宗主国の国力でも、なのはが暴れたら勝てない。
人質を取って自殺でもさせるしかない。
リメイク後の二周目でも出そうとしたが結局取りやめに。

旧版ではなのはの死亡後、軍属たちは玉砕。
リメイク後の戦後の官僚たちは凛を除いてはその玉砕した軍属たちを使った。
凛は「白饅頭を有利にするための存在」なので旧版にはいない。

旧白饅頭の世界編ではアリタリーのロイは中ボス的な立ち位置で、
政治的にリメイク後ほど優れていなかった白饅頭にとっての強敵になる予定だった。
ルッキーニはリメイク後に追加された存在。

旧作の白饅頭は世界のシステムの暇つぶし。
現実に戻った後は記憶を消され「モブ」になって働く、というのが
旧作の結末だった。

白饅頭のラストの意味

白饅頭の世界は残る。
あの世界にはそのようなサーバーが他にも残されており、
最後に出た謎の敵たちも他のサーバーに残された者たち。
その後はサーバー間の争いに発展したらしい。

謎の敵の正体はやらない夫の親であり、
人はひとつになって交じりあう・・・のような思想の持ち主。
任務を終え放置された後、管理者により他サーバーへ渡る能力を与えられ、
白饅頭たちの世界に攻めてきた。

一週目で出た選択肢の意味

黒幕は展開をある程度シミュレートし進行予想を立てており、
それを表現しようとしたもの。複雑なことと前作でも使った手法のため、没に。
二周目終盤に出た「三周目に至る予測」と似たようなものだったらしい。

やらない夫たちはどうなったのか?

二周目が始まった際にやる夫以外は(おそらく黒幕により)デリートされており、
やる夫は保全されており二周目に投入。白饅頭世界のやらない夫たちはいない。

他の世界

三部に出た旧アメリカのように他の世界も存在している。
ただし旧作の白饅頭がいるわけではない。

白井 華琳が自殺した経緯

心労によるもの。細かい設定は特にないとのこと。

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