・スキルによって作られる人形。
ある程度形は自分の意志で創造することができる。
傀儡スキルには種類がいくつかあり、自らが変身するもの、自らの意志を入れて操るもの、ただ道具や人形として操るものなどがある。
自らが変身するものはふんばりと同じ特徴を持ち一度撃破されても本人は傷を負わず解除される。
自らの意志を入れて操るものはダメージを全く受けず傷も負うことがない。(ただしこれは旧作での設定で絶対ではない)
道具や人形として操るものは今のところもこっちの戦車や戦艦、迫撃砲(長門有希がよしか戦で使用)などで個人によって様々。
・人類が持つ最大の兵器。新世界においてゲーレス首都に二度投下された。
核の攻撃力は貫通無しの一億ダメージ。
よって「耐久」のシステムがあるGM世界では一回はセーフの法則が発動。
瓦礫の飛散による負傷や、後の混乱による暴動等での死者以外に表立った人的被害はない。
しかし建物には甚大な被害を与え、当然放射能も撒き散らされる事となり、黒い雨が降り注いだ。
・通常は、《株価が上昇することから》登場人物の評判がよくなった場合に「株が上がった」などと表現する。
しかしアマゾンのスレにおいては逆転現象が発生し、あらかじめ評価が良くなりそうな登場人物の株を購入する動きが見られる。
その中でも特に人気のある銘柄は「凛ちゃん株」であり、史上最多取引銘柄として名を馳せている。
・アージーの小国。序列は118位。女王はユウカリ。
・黄金。鉱物のひとつ。
モララー国では豊富に採れ、また時間を置くと採取場所の同じ位置に復活する。リスポーン期間は五年。
そのため黄金がふんだんに用いられた装飾品でも、通常の服飾品と同程度の価格で購入できる。
一方壁の向こうの新世界では黄金は非常に貴重で、通貨にも極僅か(金貨全体の5%)含んでいれば成り立ってしまう。
更に通貨の保証が「国のトップのレベルに依存する」という不安定なもののため、紙幣はあるが信頼が薄い。
よって新世界での国際的なやり取りでは黄金は必須であり、国外への持ち出しは国家反逆罪に該当する。※1
※1:アリタリーでの法の場合。他の国では違う可能性も有り。
・新世界編より登場した新種族(モンスター)。経験値は30。
人類に従属している珍しいモンスターで、ほかのモンスターからは「裏切者」として扱われている。
ヒエラルキーはダリプシーよりも上位に置かれるなど人類からはそれなりにいい扱いを受けていたようで、人間社会に対する帰属意識はかなり高いようだ。
反面、ゲーレス船から保護されモンスター国家預かりになりかけた際に、モンスターとして扱われることに対する強烈な不満と差別的な心情を叫ぶ。
モンスターは滅び去るべきとまで言い放った結果、モンスターである陛下を侮辱されたと考えたエリオの手によって皆殺しにされた。
起源はヨールド地方の山林の中で、他のモンスターと異なり人間と会話が出来るという特性と、ブリミルという名が付いている縁起の良さから人間と共に暮らす事になった。
・我々が生活する現代日本においての定義は"軍人ではないが、軍に所属する民間人"。
しかし、言葉の定義が幾らか歪められて伝承されている作中では、"軍に所属している軍人"のこと。
項を分けてそれぞれについて記述する。
- 第一部の舞台の一つである新日本政府防衛省傘下の軍事組織、正式名称"日本連合大隊"、若しくはそれに所属する者のこと。
- いわゆる現代軍事の専門知識が(おそらく)伝承されていない作中世界では、単純に軍人さん(たち)という意味合いで軍属と呼びならわすことが多い。
- 発足当初は単純に一般人の脅威となる外敵、主に後述する人鬼と戦うことを求められていた。
- リメイク前の本編無印主人公らが跳梁跋扈した白饅頭事件後、国内の地域安定の役目も求められるようになり、国内に分散して駐屯地を設け、警備の役目も負っている。(外警備と呼ばれる)
- 駐屯地の上位役職はそれこそ白饅頭の再来のような不測の事態にも緊急対処できるよう、それなりの実力者であることを求められる。
- この駐屯地の巡察と、おそらく中央政府防衛省の辞令によって編成される討伐隊制度によって国内の防備をはかっているようだ。
- と同時に、作中世界での人類側の実力者というのは素質に負うところが極めて大きく、結果として若年者が頭角を現してそのまま軍属全体の平均から突出してしまうことが多いため、突出した若年者を駐屯地の適当なポストに宛がい、エリートとしての振る舞いを早期に叩き込む実地教育を行う側面もある。
- 各駐屯地に配属された人材であっても人事権は文民である中央政府にあり、人鬼襲来で後方駐屯地から最前線に派遣されることもありうる。
- 文民統制の原則から軍属の構成や活動内容は透明化、情報公開が常に求められており、これらに対しやや過剰に脅威と見做されている自身の境遇に不満を持つ構成員もいるようだ。
- 作中舞台の一つであるモララー宗主国、その宗主国王直下の軍、若しくはそれに所属する者のこと。
- モララー宗主国の成り立ちは新日本の一地方における武装蜂起であり、新日社会の誤謬をそのまま受け継いでしまったことから同種の定義もまた引き継がれたと思われる。
- 軍権は一貫して宗主国王の手に握られており、このため極めて迅速な意思決定が可能。結果人類側は幾度となく、類を見ない大規模な物量を一番嫌なタイミングで電撃的に側背から叩きつけられることになる。
- 前田とかげを祖とするとかげ族が主な戦闘要員として、白饅頭の手によって作成された人型に限らない多様な眷族がオペレータや教育、兵器開発や資材調達陣地構築を含めた主な兵站要員として構成。
- このうちとかげ族は特に新日本政府と同じく文民統制を旨とし、政治への不干渉を不文律としているようだ。
- 徹底した現場主義と実用主義に裏打ちされた軍属は新兵器開発やドクトリン研究に熱心であり、組織化され規格化され統制された職業軍人の様相を呈している。
・作中世界における基本概念の一つ。
基本的な概念は一般的なゲームのそれとほとんど同じで、
欄を持つ存在(人間やモンスター、眷属など)が同じく欄を持つ存在を何らかの手段で殺害・破壊すると、相手の持っていた経験値を入手できる。
そして経験値を一定量以上得るとレベルが上がり、ステータス値の向上や新スキルの付与といった様々な恩恵が得られる。
作中世界ではステータスやスキルによって個人の戦闘力が決定し、ひいてはそれが国家の防衛力や国家の信用そのものに直結するため、ある種の戦略物資のような扱いが
なされており、モララーでは昔から今に至るまで人畜の育成を行うことで経験値を入手。新日本では魔鉱というモンスターがスポーンするダンジョンが経験値取得の場として
使われていた。
新世界ではその扱いは更に強烈で、魂狼という経験値を入手するための生き物が存在するほか、「王命譲渡」と称した高レベル保持者の後継者による殺害が伝統として
存在している。
これは王以外も同じで、各地の領主や貴族も家督を相続する時に親を殺し経験値を受け取る。後継者は女性指名が多いようだ。
モララーでも王・皇族は経験値継承を行っているが、ステータスで後継者を厳選するため親殺しになるとは決まっておらず、事実よしか7世は実の親から継承したわけではない。
しかし8世は実子相続なので心のケアが心配されている。直接継承なのか、間に眷属を挟んでの間接継承なのかは不明。
・斉藤凛と御坂美琴の子孫であり、同じ血を受け継ぐ凛シリーズと御坂シリーズが皇族から外された理由であり二つ名。
凛一族と美琴一族は強力な優性血統を維持しており、子供は両者と同じ外見になる。能力値やスキルは不明。
流石にとかげ族の血を壊す事は出来なかったらしく、トカゲと交われば子供はトカゲになる。
他、ゲーレスの王族たるセイバーシリーズも同じく血統壊しを持つようだ。
何らかの加護をGMより与えられていると思われるが……?
・新世界の国家の一つ。
列強の一つに数えられている。人口15億。作中では名称からイギリスだと推測されていた。国家の序列第一位。
ゲーレス王族は凛や美琴と同じように血統壊しと同じ性質の種族特徴を持ち、開祖たるセイバー姓一族の連携と実力で世界最強まで上り詰めた。
1200年の歴史を持つとされるが、アリタリーのシチーリア王家が600年の歴史でゲーレス並の歴史を持つとのセリフがあり、その点は定かになっていない。
ゲンジマルは杏の最強国かという質問に国によって一長一短であると否定していたが、他のダリプシーやモンスター曰く、ゲーレス女王は人類国家の最強であり最高峰とのこと。
但しモララーにとっては寿司。
国連の本部がある。国家認定した国にかなりの分担金を要求しているらしい。
詳細は不明であるが、首都に核爆弾と思しき爆弾を落とされ国際的な影響力を失っている。(168,171話)
・アージーの小国。序列は121位。女王はゴルア。
・白饅頭が作ったモンスターの総称。
白饅頭がスキル眷属作成で血と土から作ったモンスター達のこと。
詳細は
眷属を参照。
・寄生魔(リメイク前名称ガナード)で人間やモンスターを洗脳した状態にすること。
詳細は
洗脳・ノーマル・ネオを参照。
・血と土からモンスターを作るスキル。
作られたモンスターは作った者に対し忠誠や愛情が植えつけられている。
また作られたモンスターは作成者の作成時の精神状態に影響を受けた性格になる。
詳細は
眷属を参照。
・モンスターをコピーするスキル。
コピーしたモンスターはコピー元と同じモンスターであるが性格やレベルは引き継がれず、レベルは全て1であり性格も多少似るが元とは完全に別物になる。
複製された存在はある程度の忠誠心が生える。パパー的な。
元のモンスターによって複製にかかる時間は異なる。条件は不明。
・日ノ本の友好国。元首不明。王女はめぐみん。アージーの小国。序列119位
種族特徴として何らかの隠れステータスを有している民族。ステータス欄には種族、紅魔人類と記述されている。詳細不明。
気が早いとは思いつつ、娘であるめぐみんが即位式を想定するほどには女王の体調が芳しくない。
筈だったが、かーちゃんは元気になったようだ。恐らくモ、日本から万能薬を与えられたのではと推測される。
・アージーの小国。序列は123位。国主はさとり。
・三部より登場。
人畜を1000年間品種改良を続けた結果出来上がった戦略物資。経験値は百。
牛に人間の髪が生えたような外見をしているが、脳内までは変化がなかったようで人間と同じ知性を有す。
いかなるスキルの賜物か、子供達に囲まれ死を悼まれながら終わりを迎えられるという、幸福な夢を見ながら安楽死を与えられる。
描写からすると仮想現実、マトリックスのような世界で結婚し、子どもを産むという、架空の人生を送るのだろうと推測。
これは元人畜であったネオのかがみが廃止を訴えるも叶えられず、妥協案として穏当な方法で処理する事になった結果の処置だと思われる。
最期の処理をする際は恐らく機械型の眷属である薬殺液を使う。
長年の品種改良の結果、ステータス欄まで変化している。具体的な記述は未出だが、既に種族欄は人類ではないのだろう。
ちなみに美味しいらしい。
・モララー宗主国の食卓を支える最大手精肉業者の、スレ住民内での呼称。
・三部より登場。新世界のヨールド人がレベル上げに用いる経験値の名称。お金での売買も行われている。
その正体はダリプシーを大量に育成し、狼などの獣に生きたまま食わせて経験値を集約したもの。
こういった扱いを受ける理由として他人種に比べ初期経験値が150相当と高く、しかも成長が早くて多産という特徴がある。
見た目も獣っぽいためモンスター扱いを受け、結果として奴隷兼経験値を得る牧場に使われた。
狼が食べやすいよう魂狼にされる前に痛めつける職人が存在し、棒を使い大勢で殴る、鼻や耳など体の部位を遊び半分で切り落とされる等の処置を受ける。
普段騒がないダリプシーはそこで初めて仲間の大声を聞くという。更に狼が食した後の遺体は砕かれて豚などの餌となる。
なおアージー国はダリプシーを使っていないようで、経験値80程度の豚を育てて魂狼の代わりとしているらしい。
豚というのが本当にただの豚なのか気になるところ。